9.11テロとアルカイダとサウジの影 2021.9.28

FBIはサウジアラビア政府が9.11テロの実行犯を支援した可能性に関する資料の開示した。アメリカで活動するサウジの情報部員らしき人物3人が事件の前年、ハイジャック犯2人と繰り返し接触していた。サウジ政府がテロに関与していた、あるいは計画に事前計画を事前に知っていたことを示す直接的な証拠は無い。サウジ政府はこの主張を全面的に否定。ビンラディンアメリカよりもサウジ政府に敵意を持っていた。サウジ政府の反論はおそらく真実だ。サウジがアメリカに対するテロ活動支援しても得るものはなく、失うものが大きい。それでも2002年アメリカの情報機関員の証言によれば、「サウジの治安機関の内部にアルカイダのシンパや過激派がいる可能性は高い」。開示された捜査資料はそれを裏付けた。