フクシマの嘘 其の弐(隠ぺい・詭弁・脅迫)

双葉町
・閉鎖区域、居住禁止区域、「原子力 明るい未来のエネルギー」の標語。人口1万人
・直接被曝した人々は未だに何らの検査も受けていない。政府について明らかにせず。
・山下修一:政府が「健康リスクアドバイザー」に任命
・井戸川市長:政府に怒り。
除染(土を削り)して元住民を帰還させようとしている。その人員として、仙台で除染作業員が集められている。口外するとヤクザに消される。日給4~7000円、うち1,2割はヤクザがピンはね。仙台では震災後ホームレス増加。本人たちは次の就業への心配から福島で働いた経験を隠す。

新潟
・泉田知事;原発再稼働に反対。モラルリスクプラン。安全神話は意味を成さない。
東電社長は知事を懐柔しようと試みる。「福島の事故はコントロールされている」

小出裕章
・1号機から3号機の溶けな燃料がどこにあるのか誰もわからない、
・しかし冷却は必要なので水は送り続ける。溶けた燃料で水は汚染
建屋は割れ目だらけ。すべての水は回収不可。
・周辺の井戸水からは高濃度の放射能汚染検出。500万ベクレルリットル:ストロンチウム発見したが東電は半年隠していた
・総量は4億リットル超
東電が耐久工事を怠ったタンクは放射能に耐えられず終始水漏れ

馬淵澄夫
・事故発生後すぐ東電が事故の大きさを隠蔽していると疑った。
・調査の結果、1日に10万リットルの地下水が原発に向かっていることを明らかにした。放射能汚染した水が太平洋に流出の可能性。
・自己発生から3ヶ月後、遮水壁建設の計画を発表する予定だったが東電が反対。東電機密書類「現在有価証券報告書の監査期間中であり、会計監査人が建設の見積の記載を求める可能性が高い」「市場は当社が債務超過に一歩近づくと評価するだろう、これはぜひ回避したい」
・金は出したくなかったのだろう、うるさく言った馬渕を解任。馬渕の専門家チームも解散。


菅直人
原子力ムラに反抗すると首相すら退任を強いられる。
安倍政権では原子力ムラの人員を諮問会議に登用している。

原子力ムラの人物の証言
・2013/10以降、行政の指示でテレビ出演やマスコミとの接触を禁じられた。
放射能汚染を計測しているが、福一は本当はコントロールなどされていない。しかし指示に従わなければ予算を止められ失業する。

阿武隈川=福一から80km離れた河口で高濃度セシウムの検出。当初、汚染は直接フォールアウトしている箇所や水漏れしているところだけだと言われていた。食物連鎖への懸念。
・政府は許容基準値を変更した、新しい基準は8000bq/kg。事故前は100bq/kgだった。許容基準値を上げれば対策をしなくて済む。

畜産農家
・牛は外部被曝内部被曝を両方うけている。事故語牛に斑点模様が出てきた。医師は皮膚病ではないというが。政府は二度検査を行いその結果殺処分を指示。記録や証拠を隠滅する狙い。